校長日記番外編〜修学旅行記「富士の細道」其の十四〜
午前9時に富士急ハイランドに入園。生徒のテンションも高まる。他の高校、小学校も複数入園しているとのこと。平日にも関わらず、各アトラクションの列も長くなる。アトラクション目当ての生徒もいれば、のんびり園内を散策する生徒も。私も生徒の様子を確認しようと園内をあちこち移動するが、何分全員の顔を覚えているわけではないため、会っても確信が持てず声をかけづらい。そんな中でも、知った顔を見つけて、「楽しんでるか?」というと、「はい、めちゃ楽しいです!」と返してくれるので、こちらも一安心。
少し経ち、本部で待機していたところに、生徒が2名来て、「 『戦慄迷宮』(いわゆるお化け屋敷)一緒に行きませんか?」と先生方を誘いに来る。二人では怖いため、少しでも人数を増やしたい、と言う。苦手な先生もいる中、一人の先生と二人で行くことになった。生徒曰く、「日本で一番怖い」とのフレーズだったが、歳のせいか、若いときに感じた怖さには及ばなかった。でも、生徒の怖がる様子と、その叫び声の賑やかさのおかげで楽しい時間を過ごせた。まだまだ遊び足りない様子だが、まもなく出発時間。バスに向かう。
FUJIYAMAを 背にして潜む お化けかな