校長日記番外編〜修学旅行記〜「富士の細道」其の終〜
18時、新大阪駅に無事到着(何回「無事」
学年主任からも、この一団の行動力と物事を楽しむ才能を褒める一 言があったが、それはすでに初日の全体 レクリエーションに十分に現れていた。日程も延期、場所も変更されるなど、想定外のことが起きた時、ど うすればいいか?人に責任転嫁するのは簡単だが、自分の中で納め るのは簡単そうで難しい。そのような状況で、 やけにならず、正しく行動し、上手に楽しむために大切なのは、やはり「自己管理能力」である。今後も様々なことがあると思うが、 生徒たちは、その都度、きっと正しく自分をコントロールしていける。何をするときにもそのような態度、 力はプラスに働くことは間違いない。この充実した修学旅行が、 生徒にとって思い出になることは当然ながら、 彼らがさらに成長するきっかけになることを期待する。
修学旅行委員からは、先生方や添乗員の皆さん、写真やさんに対する感謝の言葉があった。修学旅行委員たちも、企画、準備から当日の司会や手伝いまで、よく頑張った。
二日間顔を見せなかった富士山が、 最終日にその堂々とした姿を現したときのように、 卒業時には自信に満ち溢れた顔を見せてくれることだろう。
東雲に 紅富士の 立ち姿
この旅行記も、最終日にして初めて富士山が顔を出してくれたおかげで、ようやく 「富士の細道」となった。相変わらずの他力本願に苦笑するしかな い...了。