最新情報・お知らせ

校長日記其の四百九十九~Welcome,Author!~

 紅葉もおおかた散り、秋も深まってきた。それこそ「読書の秋」だが、今年度は、生徒の読書量を増やすことを一つの目標として、図書館運営委員会の設置とともに、『東高校の100冊』の作成や、図書委員会の活性化など、担当で一生懸命汗をかいてくれている。その甲斐あって、昨年度の図書館図書の貸出数は昨年度を大幅に上回ると見ている。

 すでにHPに記載の通り、本日は、その取組の一環として、「オーサービジット」を会議室にて開催した。作家と直接触れ合うことで、その方の見る世界や考え方を共有できるし、自分の見る世界や考え方とは異なるかもしれない。そういうレアな体験時間が持てたということは、生徒たちの人生において非常に価値がある。

 今回、東高校にお越しいただいたのは、『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』の作者の一人、神田桂一氏。学校としても、ただ来ていただいて話すだけでは、オーサーに失礼だということで、事前に生徒たちに本を紹介するポップや、感想を書いてもらい、それを神田氏にお送りしていた。かくいう私もポップを2枚作成し、恥ずかしながらすでに神田氏の知るところである。

 神田氏からは、高校時代の勉強に意義を感じず、とにかく本を読んでいたこと、会社を短期間でやめたこと、組織に疑問を感じて運よく編集社に入社し、ライターになったことで、それまでの読書が自分の糧になったことなど、一見遠回りの人生を笑いを交えながら語っていただいた。

 本の話になると、さらに流暢になられ、好きな本の紹介や、著作の題材に「カップラーメン」ではなく「カップ焼きそば」を選んだ理由など、生徒の質問に答えていただいた。作家の一面を知る貴重な時間となった。

 話の中で、神田氏は、読書好きな人は組織には向いていないのでは...と投げかけていたが、私の経験上は、本好きも様々。どんなテーマが好きかによっても、性格も違うし、得るものも違う。読書は自由だ!とあらためて感じた次第。本日参加してくれた生徒たちから、また読書の輪が広がればと思う。読むだけ読め、東高生!

  オーサーの 想像超える 本好きたれ

20221125_082655.jpg20221125_160747.jpg