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校長日記其の五百八~開放感、あふれる!~

 本日で、2学期の期末考査も終了。いつものことだが、朝の登校時に、生徒をつかまえてはテストの出来を尋ねる。以前のテストでは、「勉強したか?」「はい、しました!」、「昨日のテストはどうやった?」「ばっちりです!」というやり取りが多くて安心していたが、今回は、たまたまそういう生徒にあたったのか、「勉強できませんでした。」とか「やばいです...」と言う答えが少なくなく、中には「過去最悪です。」と言う答えがあった。

 その2年生に「進路希望は決まっているのか?」と聞くと、「数学ができないので、私学です。」と言う。確かに、国公立大学への進学には、数学を一定クリアする必要があるが、何も今からあきらめることはない。「数学なんてコツを掴めば、何とかなるやろ...知らんけど。」と、今さらながら流行語大賞にノミネートされた大阪弁で励ますが、当の生徒は不安な顔。「経験上、数学は突然わかる瞬間が来るから、粘り強く頑張れ。」と再度励ますと、今度は「英語の長文はどうしたらいいんですか?」と聞く...英語もかい!「経験上、単語や、単語。単語わからんかったら、読む気失せるやろ?」と昭和感満載で正直に伝える。「とにかくあきらめるな、頑張れよ!」と私の言葉を背に受けて、少し前を向いて階段を上って行った。「継続は力なり、やで。」と聞こえぬ距離だが、一声かけた。やるしかないで、東高生!

 さて、テストが終了した午後は、学校全体に動きが戻り、開放感に満ちた世界になる。部活動に励む生徒の姿をどうぞ。脳も身体も活性化、頑張れ、東高生!

  朝までの 鬱憤晴らす 冬の午後

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