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校長日記其の五百十九〜2学期を終えて〜

本日は、2学期の終業式。依然続くコロナ禍の中、生徒の成長のため、一部延期、縮小しながらもすべての教育活動を実施することができた。対策に慣れたとはいうものの、一つ間違えばクラスターが起きる可能性があるということを教職員全員が理解しているため、常にプレッシャーを感じていたことは確か。世間が緩和に向かい、学校行事への保護者の方々の参加について(もう大丈夫なのでは?)と皆が感じつつも、24クラス約1000人の生徒が一斉に校内で活動する状況を念頭に置きつつ、一つ一つの行事を進めて来た。実施後の感染にも心配し、無事に一週間が過ぎてようやく安心する。そんな一年だった。年明けから以前の学校に戻そうとするお上の心情を忖度しながらも、3年生の受験を目の前に控えている中で、「積極的に」マスクを外せる状況でないことは関係の皆様にはご理解いただきたいとこころ...。

 さて、本日の校長講話は「人権講話」として、今年、創立100周年を迎える『全国水平社』を題材に思うところを述べた。同和問題を一から理解するには、様々な事例を交えて相当な時間を必要とするが、ポイントは間違いなく「真実」を拠り所とすること。これはこの問題に関わらず、すべてに置いて言えること。世の中「真実」は一つだが、残念ながら、見る人によって「事実」は歪む。皮肉なことに、これこそ「真実」。ここで詳しく述べる空気でもないし時間もないので、無理やり話を飛躍させるが、本校が力を入れて取り組んでいる『探究学習』こそ、生徒たちが「真実」を掴み取る学習であると思っている。どこまで主体的に、深く学べるかで大きく変わる。伸びしろがあることは間違いないが、伸びしろだけで終わる可能性もある。目標を高く持って取り組みたい。

 締めの日ということで、ついつい堅い語りになってしまったが、午後の学校説明会は、吹雪にも関わらず、たくさんの中学生と保護者の皆様にご来校いただいた。各会場の説明会でも校内見学ツアーでも、自らサポートスタッフに手を挙げてくれた生徒たちのおかげで、皆さん笑顔で過ごしておられた。この年の瀬に本校を高校進学の選択肢に入れてくれることに感謝する次第。寒い中ご参加いただき、本当にありがとうございました。ご縁のあることを祈っております。

 部活動の生徒たちも、寒風の中、元気な活動を披露してくれた。これまた感謝である。ちなみに先日、集計した「学校教育自己診断アンケート」で、「本校に入学してよかった」という質問に90%以上が肯定的な回答であった。課題はあるが、少しほっとした。

  吹雪けども もてなす心 あたたかく

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