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　本日はいわゆる仕事納めの日。巡回を兼ねて校内をぶらり。

　陸上競技部は、10校以上が本校グラウンドに集合しての合同練習。年末の恒例行事だという。写真は基本部員全員での100m×100本走。各1分休憩で10本走り、10分休憩の後、また10本走ることを10回繰り返すとのこと。顧問の一人は学生時代から通算16年連続で走り続けているという。高校生だけでなく、大学生も参加、全国レベルの選手もいるため、いい刺激になるし、他校の選手との交流を通じて、お互いが切磋琢磨できる。コロナによる制限も緩和され、部員たちもつらい練習というよりは、実に楽しそうに見える。ぜひ、スキルやタイムを向上してほしい。

　校舎内に目を移すと、化学実験室では、２年生が課題研究に取り組んでいる。２階社会科教室では「世界史」の冬季補講を実施、30名以上の生徒が一生懸命勉強中。休業中にもかかわらず、生徒の向学心に恐れ入る。中庭では、寒い中、ダンス部が振付をみんなで練習している。和気あいあいと楽しい様子。

　体育館では、男子バスケットボール部が練習試合。しばらく見学し、「頑張れ」と一声掛けをして退館。見学していた時点ではいい勝負だったのだが、終了後、顧問から「先生がいなくなってから40点取りましたよ」とのこと。見たかった...。

　4階では、ASEP（アジア・学生インターネット交流プログラム）をオンラインで実施。2年生３名が他国の生徒と交流していた。昨日は1年生グループが参加した。コロナ禍で海外の直接交流がままならない中、少しでもそのような交流の機会を得ることは大切だ。グローバル社会に対応するためにも先入観にとらわれず、いろんなことを見たり聞いたりして、体感してほしい。

　さて、本日で仕事納め。「戦」と表された年もあと３日。本校にとって、今年は府への移管を機に激動の年となった。それとは別に、年を取るごとに平和を望む気持ちが増していることを実感する。

　　大トラの　尻尾掴まれ　跳ね起きる

　まずは平和な三が日を期待して...皆様、よいお年を。