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校長日記五百二十五〜いよいよ本番!〜

 今週末の14日、15日には、いよいよ大学入学共通テストが行われる。本校においても学年の3分の2にあたる役200名が受験する。昨年度内に指定校推薦や公募推薦で進路が決定している者もいるが、国公立大学希望者をはじめ、第一志望大学をめざす生徒も、今、緊張と不安の中にいる。受験生の気持ちを考えると落ち着かないところであるが、割り切った味方をすれば、生徒自身の夢や目標、4月からの望み通りの生活を手にするには、乗り越えなければならぬ壁である。他の誰でもなく、自分がこれまで取り組んだ成果を、自分の力を発揮するのみである。まさに「人事を尽くして天命を待つ」しかない。

 受験生も、それぞれどのように今週を過ごしているのか。すでにやり切って無我の境地にいるものは少なく、最後までもがいている生徒がほとんどではないか。だが、ちょっと待て、今からあれもこれもと手を出すのはいけない。得意な分野の自信を確信に変えるか、それとも苦手な分野を一つでもクリアする時間に当てるか。これも一種の賭けだが、それも含めて試験だ。

 2日間のテストということを踏まえて、受験指導のプロである学習塾の方々が口を揃えておっしゃるのが、「初日の試験終了後、自己採点は絶対にするな」ということ。手応えのある無しはなんとなくわかっていても、実際に自己採点で結果を知ってしまうと、翌日のテストに影響がある、というのである。2日間セットで一つ、を肝に銘じて、強い精神力でチャレンジしてほしい。

  いざゆかん 学の塊 解き放つ

 進路決定者も、全力で応援を。「チーム東」で挑もう、東高生!