校長日記番外編〜文化語学研修記「Path to British Hills」vol.5〜
オリエンテーション終了後はいったん自由行動。ホストに案内された場所を再度見学しに行く生徒、お土産をリサーチする生徒、一目散に宿舎に戻る生徒と目的はさまざま。私たちは宿舎の担当者との打ち合わせを綿密に行う。打ち合わせを終え、生徒が皆、宿舎に戻ったことを確認し、私たちも宿舎へ戻ろうとドアを開けた瞬間、雪混じりの強い風が...。外に出ると、軽い吹雪。誰だ、寒波はいずこへ?と言ったのは。
道路の真ん中は凍っていて滑るため、雪の積もっている箇所を選んで歩く。借りた傘も役に立たぬ風が吹く中、ようやく宿舎に辿り着く。たった5分で着くはずの道が長く感じた。と思ったら、生徒数名が雪合戦で盛り上がっていた。若いって素晴らしい。
さて、宿舎「The barracks」は、ハリー・ポッターの「ホグワーツ城」を彷彿させる外観と、ホストの話していたとおりの木の温もりのある部屋。衣紋掛けには、例のマント(クロークという)が一着掛けてある。せっかくなので、つかの間の休息を得る。
マント着て Expecto patronum! と言ってみた