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校長日記番外編〜文化語学研修記「Path to British Hills」vol.6〜

 さて、休憩後は、待ちに待った夕食。再度、Manor Houseへ向かおうと、ドアを開けると、今度は先程の数倍もの強風が舞い込んできた。外は暗いし、ゴーッと響くような音が煽る。雪が顔に当たって痛い。メガネが曇って前が見えない。ツリーの明かりが綺麗すぎて恨めしい。写真に撮ると、吹雪が霞んで、さらに美しく見えてしまうが、伝えたいのは、決してツリーの美しさではなく、猛吹雪...。今度は5分の道のりが倍以上に感じた。

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 苦労の甲斐あって、食堂にあたる「Refectry」では、夕食が待つ。お腹が減っていることもあり、生徒の目もギラついている。エビのマカロニグラタンに始まり、特大のスペアリブ。定番の鶏の唐揚げに野菜の何とかサラダ、山菜ご飯にパンも選べる。おまけにフライドポテトが別腹で待っている。食後のデザートはケーキとシャーベット。生徒たちは夕食を満喫し、さきほどの猛吹雪も忘れ...たかったが、忘れられることもなく、あらためて宿舎へ戻る。生徒と一緒に戻ったが、時が経つごとにハードになる雪と風に笑うしかない。

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 とはいえ、戻ってしまえば、温かい館内。19時半からは「First floor(2階)」の「Lounge」スペースで全体レクリエーションを開催。先生の準備した日本語のことわざや慣用句を英語でどう言うかというクイズ。簡単そうで、日本語と似て非なりの表現に生徒も熱中して盛り上がる。

 続いては、男子8名が夜通し考えた自分たちクイズ。一人ひとりの出身地や経歴が正解とわかると、その意外性に皆興奮。そのムードのまま、ビンゴゲームへ突入。ビンゴといっても、数字を言えるのはクイズに正解した生徒。』クイズはなんと生徒や先生の子供の頃の写真。付き添い意外の先生も写真を提供。皆、見せても大丈夫?な写真に、生徒たちも喜んで手を上げる。見た瞬間わかるものもあれば、正解までに時間のかかる写真もある。とにかく時間を忘れるほど、皆で目一杯楽しんだ。また一つ、心を許し合ったようだ。

  友思う おもてなしこそ 力なり

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