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校長日記其の五百三十七〜実は・・・な話〜

 先週は、四日間の英語科2年生の文化語学研修及びLETS合同発表会等で、あっという間に時が過ぎ去った。もっと言えば、すでに数週間過ぎ去った感がある。体感というのは、理屈では説明できない
 さて、そのたった四日間学校に勤務しなかっただけで、私のPCには86通ものメールが届いていた。考えれば、普段から一日約20通ある状況から、それも仕方のない話。
 一つ一つ中身を吟味しながら、メールを開く。慌てて不審メールを開けてしまうと、どえらいことになるので、慎重に慎重を重ね...。なかには重要なメールもあり、そんな時はアンテナがビビビっと反応する。流石にimpossibleなメールはないが、hardなミッションもちらほら。
 見た目はともかく、気分はトム・クルーズ、一つ一つのミッションを素早く処理する。自分で言うのも気が引けるが、失った時間を取戻さんとする、この瞬間の集中力は半端ではない。「スマホ脳」の著者であるアンデス・ハンセンが続く著書「最強脳」であらためて曰く、集中力は15分が限界。しかし、四日間のblankを埋めるためにはそれを超える集中力が必要。北斗神拳並みの手数で乗り越える。
 メールを処理したあとは、約20cm積まれた事務連絡に着手。事務連絡といえども、決して見逃してはならない重要指令が隠れている。神経をすり減らしつつ、それらを処理しつつも、生徒と接する機会は逃したくない。朝の挨拶は言わずもがな、放課後には幸い快く接してくれる生徒が懇談を希望して小一時間ゆっくりと対話する...ということで、実はあまり知られていない修学旅行引率がもたらす帰校後の業務の巻き戻しについて、その一端をお伝えした次第。

 東高校では、いよいよ来週には、普通科、理数科、英語科と、3学科合同の「研究活動発表会」が控えている。25日(水)の臨時休校を生徒たちがどう巻き戻すか、見ものである。チーム東高校の真骨頂を楽しみにしている。

  いつの間に... その一言が 活力源