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校長日記其の五百四十四~身体の強さ、心の元気さ、人の好さ~

 本日、のっぴきならぬ私用のため、昼頃出勤。天王寺で環状線に乗り換えるため、階段を下りようとしたら、カート(ショッピングカーというのか...)を片手に持った高齢の小柄な方も同じ階段を下りようとしている。どう見てもカートは重そうだし、足取りもそれほど軽くはないので、危ないなと思い、「下までもって降りましょうか?」と声をかけた。

 この年になると人に声をかけること自体は何とも思わないが、問題は私を『善人』と思ってくれるかどうか...。決して『悪人』には見えないと自負しているが、何せ物騒な世の中。「持ちましょか」と言うと、(そのままひったくられるのでは...)と思われ、断られても仕方がない。そういう意味で心配しながらも声をかけると、その方は笑顔で「ありがとう。結構重いですよ。」と言って、渡してくれた。その方は、当然一段ずつゆっくりと降りるので、「時間がないのにごめんね。」と気遣ってくれる。幸い時間には余裕があったので「大丈夫ですよ。」と一緒に階段を下りた。

 カートを渡した際、私の耳元に「ごめんね。私、95歳やねん。」と一言。「キュージューゴサイですか?」とびっくりして、「よー、一人で外出しはりますね。お元気で何よりです。お気をつけて!」と言って後にしたが、95歳というお年を考えると、私の声もしっかり届いているし、あの足取りも素晴らしい。ちょっと手助けできたと思ったが、逆に元気をいただいた。強い身体と元気な心が余裕をもたらし、人の好さにつながるのだなと改めて感じた。ぜひ、そのような年の取り方をしたいものだ。

  そのしわは 同じしわでも 笑いじわ

 さて、明日は、東高校がとみに力を入れている「探究活動」の成果を発表する「生徒研究活動発表会」。3年生や卒業生の協力を得て開催する、チーム東高校の大イベント。充実した一日にしたい。期待してるぞ、東高生!