校長日記其の五百四十六~まずは教師が楽しむこと~
本日6限は、先週開催した1年生の「プレ探究」の『先行研究論文の紹介』ビブリオバトルのグランプリを争うプレゼンテーション。各グループ1位となった8班による一段階レベルの上がった戦い。
体育班、英語班、国語班、理科班という各種テーマに関する論文を、ぜひ読んでみてください、と訴える。訴え方も千差万別。淡々と語る班もあれば、問いかけを中心に熱く語る班もある。発表を聴いた生徒たちは、どの論文が読みたくなったかを10点満点で評価する。さて、どの班がグランプリに輝くか、それはまたのお楽しみ。
1年生は6限の発表を聴いた後は、今年初めての試みとなる、探究活動教師編『学びの扉』に触れる。生徒に探究を押し付けるのではなく、実は大人(教師)も好奇心旺盛で、それぞれいろんなことに興味があるんだよ、日常に「探究」は潜んでいるんだよ、ということを伝えんがために、有志の先生で好きなことを語る時間を設けた。
プレゼンの見本となるような発表もあれば、趣味的な話もあり、先生たちの個性が光る。私も恥ずかしながら「That's学問のすすめ〜しくじりそうでしくじらない先生の話〜」とのタイトルで、これまでの経験や好きなこと、知りたいこと、ハマっていることについて語らせてもらった。少しでも想いが伝われば嬉しい。生徒は事前アンケートにより、興味のあるテーマ、先生のもとに集合。それぞれ楽しい時間を過ごしてくれれば、また、延いては、「探究活動」のヒントになればシメシメである。
「子は親の鏡」という。学校の姿勢、教師の姿勢が生徒に映る。「知りたい」と思うこと、「楽しむ」心が伝われば、やった甲斐があるというものである。ともに学ぼう、東高生!
先生の 隠れた一面 見つけたり