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校長日記其の五百四十七〜すべては挨拶から〜

 昨日と違って、今日はまた寒くなった。個人的な身体的構造上寒さを感じにくいが、それでも昨日より冷気を感じる。
 昨日は仕事の都合上、門に立てなかったが、今日は勇んで京橋門に向かう。すると、二人の生徒が門の両端に立って、遠慮がちに挨拶の声掛けをしている。そうか、「あいさつ運動」か。
 昨日から始まった「あいさつ運動」は、生徒会役員を中心に登校した生徒に声掛けをしてくれている。私は一昨年校長として赴任したのだが、3月末に訪れた際、校内にいる生徒数名に声をかけたが、反応なし...。残念な学校だというのが第一印象。
 そのため、初年度は集会で挨拶の話ばかりしていた記憶がある。そして、やはり打てば響くのが東高生。今は、毎日の登下校時に挨拶してくれる生徒も大幅に増えて、私のストレスも激減。私を見つけて「おはようございます」「さようなら」と、少し離れたところからでも声を掛けてくれる生徒がいる。そんな当たり前な日常が、結構幸せである。
 挨拶ができなかったがために信頼を失った大人を見てきたゆえ、高校生にあいさつ「運動」が必要なことに複雑な気持ちではあるが、高校生だからこそ『照れ』が邪魔をして、素直な挨拶ができないこともまた事実。自然な挨拶、爽やかな笑顔が良い学校の必須条件だが、今の東高校がその条件をほぼ満たしていることは確か。生徒の心身の成長を見守りたい。

  毎朝の 「おはよう」こそが 元気源

 寒い中、朝早くから気持ちの良い挨拶をしてくれてありがとう、生徒会!

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