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校長日記其の五百五十八〜原石、続々と・・・〜

 昨日、卒業生を送り出した後は1・2年生が学年末考査を返却してもらい、一喜一憂している。考査中の生徒との会話の中では、割と「まあまあできました」という声が多かったので安心したが、それぞれの結果は如何に...?次は君たちが引っ張っていく番だ。

 放課後は、一斉に部活動に精を出す。校長室の中にいると、たくさんの音が聞こえてくる。近くの野球部の金属バットの音。サッカー部のボールを蹴る音。校舎周りを走るシューズの音。もちろん、吹奏楽やドラムなどの楽器の音やダンス部やバトン部のBGM。そして何よりも、掛け声や笑い声などの生徒の生の声に活気を感じる。学校らしい空気感がそこにある。

 さて、本日から一般入学者選抜の志願書受付が始まった。毎年、初日は本校を志願する多くの中学生が来校する。今年も不安げな表情の生徒が校門を通ってくる。オープンキャンパスに参加してくれた生徒もたくさんいるが、今日の来校は、また別の緊張感があることだろう。緊張を和らげようと「こんにちは」と声をかける。皆、少しぎこちない笑顔で「こんにちは」と返してくれる。その表情を見ると、入試という避けられない関門をついつい恨んでしまう。気持ちとしては、全員入学してほしいが、それも叶わぬ現実。東高校への思いを力に変えて、ぜひ頑張って欲しい。頑張れ、中学生!

  送り出し 振り返るなり 磨かんと