校長日記其の五百六十四〜桜はまだかいな〜
春の訪れを感じる陽気のあとは、吹きすさぶ冷たい風。コートを着るか着ぬか、ベストにするかしないか、○ートテックを履くか履かぬか、毎朝悩んでいる。そんな毎日だが、桜の木は幹の下で着々と花咲く準備が進められているのだろう。
現在、入試業務中のため、本日までいったん生徒は登校禁止。元気な声が聞こえないのは寂しいが、これも学校としての新年度に向けた準備の一つ。入試業務に集中して、公正に適切に選抜を実施するためには、やむを得ない。真剣に試験に臨んだたくさんの受験生の意志に報いるためにも、教員も真剣に業務に臨んでいる。来週の合格発表まで気が抜けない。
さて、京橋門から校舎間の桜の蕾はまだ眠っている。明日は終業式だが、登校する生徒たちは桜の枝に見向きもせずに通り過ぎるのではないか。
「待っておれ すぐに見上げる 時が来る」
そんな桜の木のつぶやきが聞こえてきそうだ。明日も元気に会おう、東高生!