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校長日記其の五百六十八~もひとつ言わせて、「今日の話」~

 本日は、東高校の合格者説明会。保護者の皆様とともに、ほっとした顔や笑顔がいっぱい。東高校にようこそ!もちろん自らの努力で勝ち取った結果ではあるが、「縁」があってこそだと思う。お兄ちゃんが通っていた、お母さんの母校である、自宅が近い、進学フェアでピンときた、たまたま学校HPを見た、友人とともに東高校で学びたい、など、様々な「縁」やきっかけのおかげで本校への受験を考え、倍率の高さに不安を抱えながらも、「やっぱり東高校で!」と決断してくれたからこその「今」である。入学式は少し先だが、本当におめでとう!今の合格した時の気持ちを大切にして頑張ってほしい。

 さて、本日のWBCは、昨日の劇的な準決勝を経て、理想の流れで迎えた初の日米決勝戦。日本も最強なら、アメリカも最強。次から次へと出てくるのは怪物ばかり。本日の決勝戦も白熱した試合を制し、「世界一」となった。すでに昨日の話で大分と書いたので、大筋は省略するが、やはり最後が大谷選手と同じチームの同僚、トラウト選手との対決で終わったというのも筋書きではないかと思わせる。全試合の一つ一つのプレー自体もすごかったが、ゲームセットの最後の一球、大谷選手の気持ちのこもったスライダーは何センチ動いたのだろう...「えげつなかった」。

 試合前の大谷選手のエンジンでの一言も話題になっている。「今日は憧れるのをやめましょう!」なんと、目の覚める一言か。大谷選手自身が、プロ野球選手に憧れ、大リーグに憧れて、アメリカに来たのに、それを超えるためには「憧れ」を捨てないといけないという。まさに、一皮むける瞬間だと思う。生徒にも常々「憧れを持て」と言っているし、それは正しいとも思っているが、その先の景色を見たいとあらためて思う。

 サッカーといい、野球といい、世界大会が生む独特のチームワーク、絆は何ともいえぬ心地よさを感じた次第。日本チーム、おめでとうございます。感謝!

 今年は、東高校も100周年を迎える。4月には新入生も迎える。令和の新時代に生きる。今こそ、進め行かん、この朝ぼらけ!

  100周年 まずは一歩の 準備から