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校長日記其の五百八十~花びらの主張~

 朝、京橋門から入り、桜道を歩いて校舎に向かう。コツコツと校舎内に反響する自分の靴音を聞きながら、校長室に入る。上着を脱いでハンガーにかける。ふと下を見ると、きれいな桜の花びらが一枚落ちている。桜道を歩いた際に、上着に落ちてきた花びらだろう。毎日少しずつ散っていく桜を、残念に、また寂しく思いながら、歩いているが、その一枚の花びらは、(私はここにいますよ)と訴えているように思えた。

 桜は、何十年も、毎年同じ時期に満開の花を咲かせる。短い時間だが、命を削って人生を謳歌しているのだと改めて思う。そう考えると(もう少し咲くのが遅ければ入学式の日は満開なのに...)という人間のわがままなど聞いている暇はない。

 桜の自律心や忍耐力、人を感動させる表現力...学ぶことはたくさんある。

  花びらの 散りてこそなほ 生きてけれ

※写真は、本日の桜の様子

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