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校長日記其の五百八十一~ワクワクが止まらない~

 先週一週間は、教員側の準備期間にあたり、本日からいよいよ新学期。午前中は、新2・3年生の始業式。体育館での集合形式は、昨年4月の同じく始業式以来となる。

 朝のSHRの後は、大掃除。体育館は、担当クラスが、新入生を迎える入学式の準備として、長椅子をきれいに並べる。3年前は、コロナ禍のため、こんな作業もなかった。力仕事で大変だが、迎える側としても心を込めたおもてなしの一つ。

 私のパワポとスクリーンを使った講話も3年目。生徒も慣れてきた...?本日のテーマは、もちろん東高校の「創立100周年」。人間100年も生きられる人が少ない中で、100周年に巡り合うのはそうそうない。この幸運を、今の生徒たちと教職員で分かち合い、これまでの歴史を確認したうえで、これからの100年に向けて、さらに勢いをつけるべく、私の思いを生徒たちにぶつけた。

 今年度入試の倍率は府内有数の高さになった。本当にありがたいが、その責任の重さをひしひしと感じる。生徒も巻き込んで、東高校の楽しさ、充実度を生徒自身の手で高めて達成感を味わってほしいし、それが東高校の存在感を示す機会ともなる。

 合言葉は「チーム東高校」、すなわち「TEAM HIGASHI」。「TEAM」とはご存じのように、「Together(一緒に)」「Everyone(みんなで)」「Achivement(達成する)」「More(より多くの)」の頭文字との一説あり。よくできた語源なので使わせていただいた。

 先月のWBCでの日本チームの優勝も記憶に新しく、「チームとは何か」について考えさせられた。この100周年を機に、我々教員も生徒もひと皮もふた皮もめくれた東高校の新味を出せればと思う。

 さて、本日の午後は、桜の花も散った中の入学式となったが、新入生たちは、担任からの特別な指示もないのに、自然と直列に並んで座っていた。実はこれ、できそうでできないこと。大きな期待を寄せたい。また、誓いの言葉を述べてくれた代表生徒は、まるで私の式辞(→令和5年度入学式式辞.pdf)を知っていたかのような内容であった。そういう点でも、今年100周年、いい意味で何か起こしてくれそうである。「TEAM HIGASHI」発進!何やらワクワクが止まらない...Make it happen!

  何気なく 等間隔に 座る技