校長日記其の五百八十八~頑張る東高生の応援をよろしくお願いします!~
今朝の落雷は、まっことビビった...。いや、「ビビった」とは、国語教員にあるまじき言葉遣いだが、「驚いた」では全然足りないし、「仰天した」では緊迫感がない。「驚愕」や「驚嘆」は、何か事前に想定することがあっての話。「驚天動地」は、あくまでも比喩であって、この雷によって確かに天が驚いて地が動いたかもしれないが、実際の雷をさす表現としては、いささか芸がない。ゆえに「ビビった」が私の感情を的確に表す表現だということでお許し願いたい。
さて、小雨の中、京橋門で登校してくる生徒との会話を楽しんだあと、校舎内で男子バスケットボール部員に声をかけられた。「今週の22日、試合あるんで見に来てくださいよ」と言う。見に行きたいし、コロナ緩和で大声で応援したい気持ちはやまやまだが、いかんせん、22日ははずせない別件がある。翌23日は、女子バレーボール部の部別大会が終日あるので、残念ながら応援に行けない。先週は、男子バレーボール部の部別大会があったが、これも応援に行けず。その男子バスケ部員に「次はいつや?」と聞くと、「29日、30日です。」と、嬉しそうに言う。その顔を見てまた心苦しいが、29日ものっぴきならぬ用がある。「30日なら行けるわ!」と言うと、「頑張って勝ち上がります!」と言う。ぜひぜひ勝ち上がってほしい。
バスケットボール部だけでなく、バドミントン部もサッカー部も、ソフトテニス部も柔道部も剣道部も、しばらくすると、硬式野球部も3年生最後の大会を迎える。すべての大会を把握しているわけではないが、日頃の頑張りを試合で発揮できるのか、彼ら彼女らの青春の瞬間を少しでも応援したい気持ちでいっぱいだ。しかしながら、身体は一つ...いや、密度だけは二人分あるかもしれないが、二つに割れないもどかしさ。
コロナによる制限が緩和された今、ぜひ、私の代わりに応援していただければありがたい。生徒諸君も、応援し合えば、なお嬉しい。学校会場含め、様々な会場で東高生の暴れまくる姿を見ていただきたい。勝利至上主義が全否定されている空気があるが、「勝利」を目標にするからこそ、酸いも甘いも味わえるし、本当のチームワークが生まれる。そして、嬉し涙も悔し涙も経験するのである。どうせやるならとことん真剣に。頑張れ、東高生!
見せてやる チームHIGASHIの 底力
1年生も、そろそろ入部する頃か。3年間、何か一つに懸けてみるのも良い。