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校長日記其の五百九十八〜初夏のゴールデンアワー〜

 昨日、お伝えしたように、本日、東高校吹奏楽部の定期演奏会、「東吹Spring2023」が、大東市のサーティーホールにて開催された。部員の保護者や本校生をはじめ、卒業生や一般の方など、たくさんの方々にご来場いただいた。嬉しいことに、本校生徒の姿もたくさん見られた。

 第一部は、吹奏楽部員による和やかな寸劇+演奏。音楽の楽しさや心に響く優しさが伝わる構成。慣れない演技も、気持ちがこもっていて、微笑ましく想いがよく伝わる。次から次へと繰り出される楽曲についつい手拍子が伝染する。これまで多くの発表を見てきたし、感動も味わってきたが、今日はどの発表会よりもまとまりがあり、人数以上の音量と迫力に圧倒され、『チーム東吹』としての自信を感じた。恥ずかしながら、涙ちょちょ切れ・・・た。

 明るく軽快な第一部とは打って変わって、第二部は、厳かに「東高校校歌」から始まる。「東雲〜の〜空染めて〜」と思わず口ずさむ。その後は、吹奏楽らしいたくさんの楽器の個性を感じられる楽曲のオンパレード。真剣で集中している部員たちにつられ、コロナなどなかったかのように、会場が一つになって音楽を楽しんでいた。

 第三部は、東高校のOBやOGも参加して、総勢約60名による大迫力の演奏となった。ここ数年の卒業生は、コロナ禍で最大三年間活動を制限されたOBOGもいるので、今日の演奏は、その鬱憤を晴らすべく、本当に笑顔で楽しそうに吹いていた。新入部の1年生もポンポンで先輩たちの演奏を応援し、会場を盛り上げてくれた。コロナを挟んで、また一つ、『東吹』の絆が深まったことを実感したし、100周年を迎え、これまでの100年をこれからの100年に繋げられると確信した。

 完全燃焼した3年生をはじめとする吹奏楽部員たち、OBOGの方々、榊先生、本日はありがとうございました。また、保護者の皆様、関係の皆様、ご来場の皆様、「東吹Spring2023」を応援していただいたすべての皆様にお礼申しあげます。本当にありがとうございました。本日を、また新たなスタートとして、東高校吹奏楽部も、東高校も、さらに周りの方の心に残る、存在感のある学校であり続けるとともに、中学生や保護者からも「行きたい学校」として、一目置かれる存在になれるよう、深化し、進化していきます。ともに頑張ろう、東高生!

  みどりの日 心も一つ 音一つ

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