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校長日記其の六百四〜創立100周年記念日〜

 本日は、創立記念日。一昔前ならお祝いとして休日にしていたが、昨今は授業日として通常の授業を行っている。だからといって、そのまま何事もなかったかのように過ごすのは、何事にも意味を見出しながら生きてほしいという思いに反するので、毎年生徒にメッセージを送っている。全員が何かを感じてくれるかは知るところではないが、東高校の生徒は、非常に繊細であり、一つの出来事にも多くのことを感じ取れる力を備えているので、遠慮なく伝えることができる。(メッセージ→創立記念日について.pdf

 物事の起源に思いを馳せれば、何か新しいことが見えてくるし、未来を考えるきっかけにもなる。「温故知新」という言葉があるが、何かにつけ、昔は良かったなぁ...というだけでなく、今に活かすこと、未来につなげるために、「今日は何の日?」と調べてみるのも良い。とにかく、今日はめでたい日だと、心に収めてくれれば良しとしよう。

  100年を 生徒の向こうに 重ね見る