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校長日記其の六百六〜大学入試を読む〜

 昨日、テスト日にも関わらず、荷物が多いと書いた。今日は、そういう生徒がいたら尋ねてみようと思っていたが、2日目の今日は全く見当たらない。なぜだ?と考えて、(昨日はテスト初日で、休み明け。テスト勉強のために、たくさんの科目の教科書やノートを持って帰っていたので、それをまた持ってきた...?いやいや、持ってきてしまうと、まだ2日分ある科目の勉強ができない...なぜだ?)と謎は解けぬまま。また、期末考査を待つしかない。

 さて、生徒がテスト勉強に集中している間に、先生は会議三昧。本日は、大学入試に関する情報を共有し、来年度入試の対策や方針を事前検討する、拡大進路指導部会。進路指導部を中心に、3年担任団はもちろん、1・2年の担任や、経験の少ない教員も参加して、生徒の進路実現のために膝を突き合わす。

 少子化の影響もあり、現在は、行先を選ばぬなら全員大学には入学できるという状況。だからこそ、妥協せずに自分の行きたい大学、将来のために行かねばならない大学はどこかを生徒たちは考えないといけない。教員側から見れば、この生徒ならこの大学に合格するのに...と思う部分はあっても、生徒のメンタルや家庭の状況など、学力だけでは測れない側面もある。逆に、本人の学力ではこれまでのデータ上合格は難しくても、本人が絶対に行きたい、挑戦したいと決意すれば、合格に一歩でも近づけるようサポートすることもある。

 また、会議の中で指定校推薦が話題になった。指定校推薦を望む生徒、保護者は少なくなくないが、希望する大学の指定校推薦に選ばれるのは、(複数名の大学・学部もあるが)基本は1名。当然、非常に高いレベルでの推薦となるが、選ばれた生徒も選ばれなかった生徒も、多くはその大学より高いレベルの大学に合格する力がある。率直にいうと、指定校推薦では「もったいない生徒」も少なくないのだ。そうは言っても、受験する本人や保護者にとっては、少しでもリスクを減らしたいという気持ちがあるので、その気持ちを踏まえたうえで、丁寧に話し合うことが大切だ。

 教員としては、生徒としっかりと向き合い、モチベーションの上がる選択をさせてやりたい...そんな東高校の教員集団と生徒たち。来年度3月までのチーム東高校の長いようで短い、短いようで長い入試との闘いが目の前に迫っている。頑張れ、東高生!

  君たちは 入試の先に 何を見る