校長日記その六百十五〜TEAM東、万感!〜
少しでも晴れ間が出ればありがたいと思っていたが、今朝は奇跡的な快晴。午後からの雨を見越して短縮バージョンも頭を過ぎったが、この天気で端から短縮はないだろうと、ひとまず、得点に関わらないクラブ対抗リレーを午後に移動してスタート(結果的に雨が近づき、3年生の写真撮影時間確保のため割愛、今後何とか別の形を模索)。
開会式から見事に縦横揃った「TEAM東」。合同体操もきっちりやるところも美しい。100m走予選のあとは、大縄跳びに綱引き、団対抗リレーと団体競技が続く。大縄跳びには教員チームも参加。なかなか慣れない競技も後半は息があってきて、さすがTEAM東というところ。
男女障害物レースは、いわゆる「借り物競走」のアレンジ版。「メガネをかけた人」や「好きな人」、「赤い靴を履いた人」を探して一緒にゴールする。あるペアが、カードを見た瞬間にある先生を指さして駆け寄って一緒に先頭でゴール。果たしてそのカードは...「先生っぽくない先生」。一同大爆笑。
コロナの感染拡大が始まった3年前から2年間は制限のため保護者の方の見学はなし。昨年度、ようやく3年生の保護者1名のみに見学していただいたが、不完全燃焼は避けられず。今年度も雨に祟られる様相だったが、「日頃の行い」と「てるてる坊主」のおかげで、大きな怪我もなく、何とか無事に開催できた。
体育大会実行委員の生徒たちの活躍はもちろん、部活動部員のフットワークに加えて、教職員のサポート、PTAの方々のご協力など、すべてが合わさって、TEAM東の人を思う気持ちで成り立っていると実感。保護者の方々も、制限のない見学は久しぶりであり、お子さんの元気な様子をご覧いただけたのでホッとした。
最終プログラムは、東名物「フォークダンス」。担任や教育実習生も一緒に輪になって、明るく楽しく踊っている様子を見て、純粋に「平和」を感じた。いろいろと課題はあろうが、まずは、100周年記念大会として成功した安堵感と嬉しさ、何より関わった方々に心から感謝したい。
言うまでもなく、企画運営に関わった生徒会役員や体育祭実行委員、体育委員、運動部員のチカラ、校歌を気持ちよく演奏してくれた吹奏楽部員、一日喋り続けた放送部員、受付や自転車整理など、行事を支えていただいたPTAの皆様など、多くの方々の支えで学校行事が成り立っていることを実感した。TEAM東の未来は明るい。
この行事を通じて、生徒達は一歩も二歩も成長した。ただ、体育大会ロスは許さじ、明日からも成長、東高生!
雨雲も 東のチカラで どこへやら
本日は、ご来賓の方々、たくさんの保護者、ご家族の皆様にお越しいただきまして、ありがとうございました。今後も引き続き、心優しく、伸びしろある生徒たちの成長を見守っていただきますようお願いいたします。