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校長日記六百二十六〜100周年の同窓会〜

 今年は、言わずもがなの東高校の創立100周年!同窓生の方々も、喜ばしいことだと多数お声が聞こえる。先日6月18日(日)に、毎年恒例の同窓会が、都島区民センターホールにて開催された。総勢80名ほどの方々が出席され、11月の式典を待たず、一足先に100周年をお祝いされた。

 私も出席させていただいたが、同窓生のお元気な姿と、今も変わらぬ母校愛をひしひしと感じた次第である。特に、皆さんで校歌を斉唱した時は、これまでコロナ禍で校歌が歌えなかった現役生にはまだ身についていない自然さがにじみ出ていた。やはり、校歌は素晴らしいと感じたし、全員で歌うことによって、一体感がさらに深まることを実感した。このことはぜひ生徒に伝えたい。同窓会のみなさんも、まさか私がこれほどまでに校歌に執着していることをご存知ないだろうと、最初の挨拶でお伝えさせていただいた。11月の式典では、必ずや体育館に響くほどの全員全力の校歌を歌いたい。

 卒業生の中には、芸達者の方もおられ、ピアニストのかたは、ジブリやVoundy、ディズニーメドレーなど、美しい音楽を奏でていただき、私と同年代の女性は、いつも一緒にステージで演奏している、愛嬌と人間味あふれるちんどん屋の方々とともに、名曲「異邦人」など透き通る歌声を披露していただいた。式典は、学校関係者で行うため、記念講演をお願いしている卒業生で滋賀県立大学名誉教授の中井均様のお城に関するお話も非常に面白く、興味深かった。今年3月の新卒者も参加して、幅広い年代で100周年をお祝いする場をともにし、こちらの気持ちも温かくなった。

 何より、そのような歴史と伝統ある学校には、さらに100年継続できる揺るぎない教育方針と時代の変化に対応できる柔軟な教育実践が必要であるとあらためて認識した。100年のその先へ、一歩ずつ進もう、TEAM東高校!

  100年の かけらを踏みて いざ100年!