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校長日記六百二十七~多忙に多才!~

 本日、本校2年生の一人が8月に開催されるトランポリンの高等学校全国大会に出場すると知った。もちろん、本校にはトランポリン部も体操部もないが、地元のクラブチームに所属しているとのこと。それは喜ばしいと、早速話を聞いた。

 生徒の話では、3歳の頃から、地元のクラブで体操をやっていて、小学1年になる時、ちょうどそのクラブでトランポリンが新設されることになったので始めた、それで面白くなって続けている、とのこと。今回の全国大会出場は、自分よりも高いレベルの選手に失格が相次いだからだと謙遜する。トランポリンのルールでは、10回連続で違う技をしないとそれ以降競技を継続できないそうだ。

 私は高い所が苦手(←そもそもそこまで跳べるんかい?という話)なので無理だと、「上から見たら、着地場所は小さくなると思うけど、怖くない?」「怖くはないですけど、手のつき方が悪くて、同じところを2回骨折しました。」と言う。

 日々の過ごし方を聞くと、週3回以上のトランポリンの練習に加え、趣の異なる3つの習い事に通っているという。「それだけ忙しくて大丈夫か?」と聞くと、「忙し過ぎて、休みは欲しいんですけど、何でもとことんやりきらないと気が済まないんです」という。そして「何より楽しいですし。勉強は勉強で、やらないとダメなので頑張ってやってます」と笑う。

 誰にでも休息は必要だと思うが、いくら忙しくても、それだけ楽しければ、心の充実度は疲れに勝るかもしれない。7月の海外研修にも参加するとのことで、トランポリンの全国大会は帰国の一週間後、ますますタイトな日程だが、彼女はそれも楽しんでいるようだった。実に、羨ましい。多才歓迎!頑張れ、東高生!

  時知らず 八面六臂の 自然体