校長日記其の六百二十九~思わず感動!~
先週末6月24日(土)に、「カンテレ開局65周年記念『3000人の吹奏楽ファイナル』」が開催された。1961年から続く歴史あるイベントだが、今年が最後とのことで、我が東高校も『大阪市高校合同バンド』9校の一員として出場した。
15時の開始時間に合わせて、14時30分頃に京セラドームに到着したが、大変な人でごった返していた。何とか入場して、指定席に向かったが、結構高い位置にある席。座って間もなく、トップバッターの尼崎地区合同バンドに続いて、『大阪市高校合同バンド』の登場!「栄冠は君に輝く」をはじめ、元気の出る5曲を軽やかに奏でる。コンサートホールとは違い、簡単には反響しないドーム球場もものともしない、皆の思いが十分に伝わってくる素晴らしい10分間だった。
私も見学したのは初めてだったが、本校のバンドだけでなく、公立私立を問わず、全国レベルの学校や小中学校の合同バンドに大学生バンドなど、それぞれの個性あふれる音楽とパフォーマンスで観客を楽しませてくれたし、何より、その熱さに感動した。同時に、コロナ禍の余波を最も大きく受けたと思われる吹奏楽部が、その制限が緩和され、今まで表現したくてもできなかったある種の鬱憤が晴らされた瞬間とも言えた。会場も超満員で、拍手喝采だった。行く前は、東高校のバンドだけ見られれば良いと思っていたが、何の何の、結局最後まで見てしまった。いい経験をさせていただいた。ありがとう!
3000人 一曲入魂 3000倍