【1年生 総合的な探究の時間】論理コミュニケーション 第0回「オリエンテーション」
本日の1年探究は、本来は6月5日に実施予定だった第0回「オリエンテーション」でした。
慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特任准教授の梅嶋真樹(うめじま・まさき)先生による、「論理的なコミュニケーションの必要性」「学ぶこと・創ること・調べること」についての双方向遠隔授業を実施しました。
研究とは何か、ということについて、「最初は人とは違う少数派の考えであることがほとんどだけれどども、それが研究の第一歩で、そこから《自分と意見が違った人とも積極的にコミュニケーションを取ること》の必要性が高まっている」として、その際に「事実をさまざまな視点から確認すること」の大切さを、再生可能エネルギー(太陽光発電)と石炭・石油発電を例としてわかりやすくご講演くださいました。(特に、太陽光パネル利用を1%増やすために日本は年間2兆円の予算を充てており、その予算を全国の高校生の数で割ると、毎年625,000円を各生徒に給付することができる、そのほうが生徒の学力や発想が世に活かされることもあるのではないか、という話については、生徒たちも目からうろこが落ちるような表情でよく聞いていました)
期末考査の期間には、第1回「論理コミュニケーション」検定があります。目標が定められているので、その目標をクリアできるように頑張ってほしいと思います。