校長日記其の六百三十三~"朝飯前"に朝飯を食らう?~
ここ数日、日中は30℃を超える日もあり、いよいよ本格的に夏を迎えたようだ。人によっては、食欲が落ちたり、身体がだるくなったりすると聞くが、ありがたいことに、そういう症状には縁がない。両親に感謝するしかない。
ただ、こう暑くなってくると、朝食抜きで登校してくる生徒も増えると聞く。言うまでもなく朝食は大切で、しっかり食べないと頭も回らない。現在、期末考査中だが、たった2時間、3時間だからといって油断してはいけない。夜遅くまでテスト勉強するため、朝はギリギリまで寝ることもあるだろうが、とにかくお腹に何か入れて登校してほしい。当然、食べ過ぎは逆に眠気を誘発するので、気をつけなければいけない...と言いつつも、自分自身の特に朝の食欲はあまり人に言えたものではない。
さて、この暑さでは、特に熱中症にも注意が必要。校長室の窓には、大きな熱中症警戒情報が貼ってあり、毎朝、保健委員がその日の情報を更新してくれる。もう少し立てば、オセロのように、「警戒」が「厳重警戒」に、「厳重警戒」が「危険」に凌駕される。適度な水分を取るのは必須だが、数十年前とは暑さの質が違うので、一人ひとりが自分を過信しないようにしないといけない。
昔は、汗だくで勉強する姿が当たり前であったが、今の暑さの中でテストを乗り切るためには、贅沢とは思いつつも、やはり涼しい環境で集中することが一番。丁寧で深い勉強を、頑張れ、東高生!
難問を 朝飯前と 解いてみる