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英語科２年生は、7月11日（火）に大阪松竹座で七月大歌舞伎を鑑賞しました。この行事は英語科が伝統的に実施している芸術鑑賞です。外国の方に日本文化を紹介するときに、まず自分たちの国の文化を知らなければならないということで、日本文化の代表である歌舞伎を２年生で鑑賞します。

今年は松竹座100周年ということで、より華やかで充実した内容になっていました。100周年といえば、本校も同じ年に創立されたので何かのご縁を感じました。

演目は3つでした。一つ目は「吉例寿曽我」という題目で、鎌倉鶴ヶ丘八幡宮の石段での立ち廻りと最後の舞台転換は圧巻でした。

二つ目は「京鹿子娘道成寺」でした。これは歌舞伎舞踊屈指の大曲で、尾上菊之助さんが一時間以上に渡り、何度も衣装を変えながら踊り分ける舞踊に魅了されました。

三つめは「沼津」という情愛と義理人情を描いた親子の物語を鑑賞しました。長い演目でしたが、演者の情感のこもった演技を見ていると次第に引き込まれ、時間が経つのを忘れるほどでした。

東高校英語科の生徒たちも、歌舞伎を自分たちなりに解釈し、鑑賞したことだと思います。今後も日本の伝統文化に積極的に触れて、何かを学び、その良さを外国の方々に伝えてほしいと感じました。