校長日記番外編〜NZ研修記その3〜
マレーシアからオークランドへ10時間強。現地時間昼の12時頃に、JS高校のラグビー部の遠征チームとともに同じ飛行機で無事に到着。同じくラグビーで有名な他校所属の甥っ子がいるので、部員に知り合いはいないかと尋ねると、尋ねた当人が先輩。同期もいるという。甥っ子は甥っ子で、何と27日からオークランドに来るという。さすがにオールブラックスのニュージーランド。高校生も世界を見ているなと感じた次第。加えて、20日からFIFA Women's World Cupが始まっていて、本日夜はなでしこJAPANの初試合。何とも日本との縁を感じつつ空港についた次第。
さて、NZの入国手続きは厳しく、生もの、ピーナッツなどは禁止。学校団体なので、本来は一人ひとり審査だが、5人まとめて審査を通過。ようやく、ニュージーランド、オークランドの地を踏む。少し雲が空を覆っているが、いい天気だ。少しトラブルもありつつも、オークランドを出発し、スカイツリーによく似た建物「スカイタワー」ビルに立ち寄り、昼食。長旅の疲れもなんのその。皆、食欲だけはあるようで、さらっと平らげる。チョコレート中心のデザートも楽しんで、さぁ、ホストファミリーの待つ姉妹校「Bream Bay College(BBC、ブリムベイカレッジ)」へ。
食後の道中、約3時間、最初こそガイドの方が話していたのでしっかり聴いていたが、途中からは食後の眠気には勝てず。シーンとしたバスの中であった。BBCに到着し、バスの中から手を振ると、ホストファミリーの皆さんは本当に優しい笑顔でお出迎え。心温まる出会いの瞬間だった。校長のジョリアン先生は、BBCのHPにまだ写真が掲載されていないほやほやの新校長。挨拶を交わして固く握手。「握手」自体、心が通じる感じがして好きな所作だが、コロナ禍が明けた今、あらためてそれを感じる。
生徒たちは、ゆっくり話す暇もなく、ホストファミリーの車に乗って、三々五々、ご家庭へ。お互いにとって、素晴らしい一週間になりますように...。
言葉など 単にツールと 覚えけり