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校長日記番外編〜NZ研修記その10〜

 本日は、BBC登校最終日。朝から「疲れた...」と言う生徒もいたが、授業が始まると、戸惑いながらも参加。Geographyの授業では、3〜4人のグループに分かれて、世界地図の各都市の位置を指摘する問題で対決。が、残念ながらチーム東は最下位。ゲームとは言え、少しショック・・・。海外に飛び出すためには、世界地図から見直す必要がある。

 体育はジムでバスケット。2チームに分かれていろんな条件でドリブルとシュートをしてスピードを競う。皆、楽しみつつ一生懸命だ。特に上手な生徒もいて、なかなか面白かった。

 ランチタイムには、直前のCookingの授業で作ったFish&Chipsを試食。試食と呼ぶには少し多いが、それぞれにご満悦。NZに来てから、何が一番の話題かというと食べること。ホストファミリーが準備していただく朝食から昼食、ティータイムから夕食、デザートの量の多さに皆驚いている。が、せっかく作っていただいたものをおいそれと残せようもない。「太る、太る」と言いつつも完食しているのが面白い。

 午後は、全校集会にて、お別れの挨拶とパフォーマンスの「ソーラン節」を披露。練習時間もあまりとれなかったが、持ち前の集中力で明るく楽しく元気に納得のパフォーマンス。BBCの生徒たちとともに、会場全体に「どっこいしょ〜どっこいしょ!」「ソーラン、ソーラン!」と響き渡った(真ん中の親父は無視してたもれ)。NZでは、生魚を食べる習慣や釣りが趣味の方もたくさんいるので、そういう点でも「ソーラン節」はマッチしていた。演技後、BBCの校長先生からも「オーストラリアでなくて、NZを選んでくれて良かった」とジョーク交じりのありがたい言葉を頂戴し、生徒たちも大満足。姉妹校として、より良い関係が深まったことを実感。その余韻も消えぬ間に、ジュニアの生徒数名が、切り取った紙にメッセージを書いて一人ひとりに手渡しに来てくれた、いと嬉し。最後の登校日は、思い出深い最高の一日となった。明日の朝、ホストファミリーとお別れをし、オークランド空港から日本に向かう。

  大漁の 心釣り上ぐ おもてなし

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