校長日記其の六百四十八~青春はやっぱり夏?~
毎日、異常に暑い。蝉も今が盛りと鳴き続けているが、残念ながら、蝉の亡骸も増えてきた気がする。そんな校内、野球部員の掛け声が響けば、真っ黒に日焼けしたソフトテニス部の男子部員2名が、休憩中か、木陰で休みながらニコニコと笑顔で談笑している。少し目線を横にすると、女子生徒3名がキャッキャと笑い合っている。その横を、3年生の女子生徒が自転車を押しながら通っていく。聞くと、午前中に受験勉強をしに来たという。現在、多くの3年生は部活動を引退し、受験モード。家では集中できない生徒も、友人とともに、勉強に精を出す。ぜひ、この夏休みに実力アップをめざしてほしい。
外からは見えないが、体育館からも格技室からも元気な声が聞こえる。また、理科実験室では、課題研究に励んでいる生徒もいる。夏休みは、時間割に縛られる普段の授業日とは、時間の流れや使い方も違う。この時間をどう使うかが、彼ら彼女らの高校生活の充実度につながる。自分の好きなこと、やりたいことに懸ける夏。まさに青春!というところ。
青い空 強い日差しに 負けぬ情熱
...と、彼らの若さを背中に感じつつ、私は3時間の研修へ向かうのであった。