校長日記其の六百五十四～一足早い2学期の始まり～
本校２学期の始業式は、来週の21日（月）（これも他校から比べると早い？）だが、３年生は一日早く登校し、全統共通テスト模試を実施。受験科目によっては、ついさっき（18時50分）まで頑張って取り組んでいる生徒もいた。一日集中するのは大変なことだが、これも訓練。「勉強には体力がいる」という証。
数人に「できたか？」と問うと、「まずまずです」という。少し安心。皆、一日テストと戦ったとは思えないすがすがしい顔。それだけ没頭できて、ある意味「達成した」という感じ。すぐ横では、気になる問題を何人かで自己採点している。「もう帰るんでちょっと待ってください」「あと、〇〇の自己採点が終わればすぐに帰ります！」と言う。「アカンかったら、〇〇だけ居残りやな」と言うと、「そうなりそうです...」と言う。「これ以上、付き合う気はないけどな」と、皆で笑い合う。実に、良い空気。入試本番はそうはいかないだろうが、友人たちと和気藹々と、テストの話題で盛り上がれるのは実に平和で幸せなこと。生徒達全員の希望の進路が叶えば、どれほど嬉しいことか。チームHIGASHIの底力を発揮したい。
以前にも書いたが、朝早くから登校し、一心不乱に勉強している生徒も多い。自らの目標をしっかり定めている証拠だし、全力で応援したい...と言っても、たまに「きっと勝つよ」とKitKatをあげるぐらいだが。まぁ、少しでも心の足しになればそれで良い。めげずに頑張れ、東高生！
一方、昨日に続いて野球部が、今日は練習試合をしている。ふと見ると、大リーグチーム「OAKLAND ATHLETICS」そのもののユニフォーム。だが、よく見ると、選手の胸には「Athahitics」とある。「あ...さ...ひ...チックス？」か？なるほど、「Athletics」をもじったセカンドユニフォームだ。その相手校は旭高校。今年４月に赴任されて野球部の顧問になったのが、大学野球部の〇コ上の先輩。久しぶりに会えたことが嬉しい。今年から再任用とのことだが、まだまだ変わらぬ元気な姿に刺激を受ける。こういったご縁を大事にして、まだまだ若い私も頑張らねば。ということで、まだまだ負けんよ、東高生！
相手から 遊び心を ちょいと盗まん
