校長日記其の六百五十八~今こそダイレクトな交流を~
本日から2日間、1年英語科と普通科が宿泊研修。学校発の普通科5クラスは琵琶湖湖畔に体験学習、英語科1クラスは京都に英語実習に向かう。
普通科は、夏休み明けだからか、集団としての動きが少々鈍い。4月にはテキパキ動けていたはず。私から「自分から動こう」「時間とスケジュールは自分でコントロールすること」と話したが、さて明日はどんな集団として帰って来るか、直接付き添えないので、成長を期待する。
私自身は、英語実習に午後から参加。「Speach&Tell」。好きなものを英語で紹介するプレゼンテーションのファイナリスト12名が、スポーツやらディズニーなどを思い思いに熱く語った。
表彰後は、各班に分かれて訪日の外国の方々にインタビュー。グループ内でNETの方を相手にシミュレーションして練習を重ねる。ゲリラ豪雨もあり、30分遅れで出発。それぞれ緊張しながらも勇気を出して、観光を楽しむご家族やカップルにお時間をいただきインタビュー。急いでいる方に断られ、心折れそうになりながらも、頑張って声をかけ、優しい方々のおかげでたくさんの方々に応じていただいた。
自分たちの伝えたいことが優先になり、しっかり伝わったかはわからぬが、対応していただいた方々は笑顔で快くインタビューに応えていただいた。感謝、感謝である。
道行く若者がその様子を横目に「私らの時はあんなんなかったよなぁ」「ほんまに。うちらもやりたかったわ」と会話をしながら通りすぎた。また、インタビューの様子を写真に納める外国人の方も複数おられた。
制服でもあり、他の観光客もチラチラと見ながら通りすぎるところを見ると、珍しいシーンだったようだ。本校では以前から行っているが、実際、コロナ禍のため、3年ぶりのダイレクトコンタクト。「生きた英語」を使えるために、今日の勇気を明日にいかそう!頑張れ、東高生!
観光の 足を止めるは 東高 勇気と感謝 持ちて候
※写真は、上が普通科体験学習の出発の様子、下が英語実習の様子。