校長日記其の六百六十〜これ余談なんですけど...〜
昨日一昨日は、関係する部活動の試合や練習に顔を出したい欲求を押さえつつ、久しぶりに溜まりにたまった諸々の用事を済まそうと、親族関係者宅を回り、片っ端から用事を片付けた。
土曜日、早めに用事が済んだので、かねてからタイヤの空気がなぜか抜けてしまう愛用のクロスバイクのタイヤとチューブを、思いきって自転車屋さんで新調したゆえ、まっさらのタイヤに心踊り、猛暑日の中、ついつい世界遺産の仁徳天皇陵のある大仙公園を調子に乗って走りまくった。
その翌日の日曜日。残っていた用事を済まそうと目的地に向かって気持ちよく疾走していたら、途中でなぜかそのクロスバイクの空気が抜けてしまった。いやいや、昨日チューブを変えたばかり、そんなことはないはず、と確認したが、やはり空気が抜けてしまう。信じがたい現象に戸惑いながらも、汗をかきかきチューブを交換した店に行く。折しも、昨日チューブとタイヤを交換してくれた兄ちゃんに自転車を見せると、さすがプロ、間髪入れず、「あー、これめちゃ小さいワイアーかなんか刺さったッスね。パンクですわ」と、悪気はないが心ない一言。おまけに「これは、パンク修理か、チューブ交換かの二択ですわ」と。いやいや、兄ちゃん、昨日あんた・・・、もとい、君がチューブもタイヤも新品に変えてくれたばっかりやん。それで言うたら、バンク修理の一択やん」と、恥ずかしながら、小市民感覚を惜しげもなくさらけ出しつつ訴える。それでも、Z世代と言うべきか、その店員は、昭和男の苛立ちを全く忖度せずに、「わかりましたー。パンク修理で!」と、これも何の濁りもない爽やかな声で返す。(いやいや、昨日のチューブ交換と今日のパンクとは全く無関係であることは百も承知だが、そこは人情をちらつかせたうえで)「しゃーないですね、昨日の今日やし、パンクぐらいサービスしときまっさ!」という神対応を期待したが、それもまた夢と散る。シビアな現実に心折れつつ、修理代を支払った。この世に神はいるのか、と嘆きつつ、ちらとスマホを見ると「今日のうお座は1位」...残念!
1mmの 破れた穴を 埋めて吉
期待した本日は10位だったが、昨日より平和。そんなものだ。きっと明日は良いことしかない。人生塞翁が馬。一喜一憂せずに足元を見て過ごそう、東高生!