校長日記其の六百六十七〜いよいよ文化祭〜
何やら学校がザワついている。それもそのはず、体育の部と並ぶ一大学校行事、「E-Fes文化の部」を２日後に控えているのだ。
６月の「E-Fes体育の部」が終わり、暑くなったと思ったら、あっという間に１学期が終わり、NZ研修も感覚的には一瞬、日々外部の会議に出張していると、いつの間にか夏休みも終わっている。気づけば、学校は文化祭一色。３年生の舞台の大道具や、展示がメインの２年生の教室は、大きな展示物が多く、置きどころがないため、教室に横たわっているものもある。１年生の教室の窓は装飾で日々色づき、雰囲気が大きく変わっている。廊下は、みんなの作業場と化している。
昨日は、ブラリと各階の準備の様子を一人で巡回。生徒に声をかけつつ、かけられつつ進む。すでに概ね出来上がっているクラスが余裕をちらつかせる一方で、思うように進んでいないクラスの実行委員だろうか、大きな声で皆に「あそこはこう、そっちはこう！」と一生懸命仕切っている。各クラスの出し物については、ネタバレになるので省略するが、各舞台や展示のタイトルに合う教室の雰囲気になっている。皆、実に楽しそうで、青春の１ページを醸し出している。その雰囲気にこちらも笑顔になる。「校長先生、絶対来てくださいね」との声に、「行けたら行くわ」と言いそうになったが、（大阪弁で「行けたら行くわ」は、ほとんど行かないという意味にとられるので）「わかった、行くわ」と返す。
返事が嘘にならないよう、今年は全部のクラスを回る、と心の中で自分に誓う（...んな、たいそうな）。明日、あと一日、しっかり準備を。全力で楽しめ、東高生！
校内に 芸術の秋 染まりつつ
