校長日記其六百七十~100周年の生徒のチカラ~
E-Fes文化の部2日目の校内は、クラスはもちろん、茶道部、家庭科部を始め、文芸部、写真部、美術部、図書部、地歴部、数学部、放送部、生物部、理化学研究会と、文化部の展示も盛りだくさん。中庭では3クラスが模擬店を開店。PTAでは、バザーを会議室、喫茶店をセミナーハウスで実施。素晴らしかった昨日のステージの映像もいくつかの教室で流れている。実に盛りだくさんで、時間が足りない。
それでも、時間のゆする限り見て回る。カジノやゲーム、お化け屋敷や迷路など、アトラクションはある程度時間が必要なので、長蛇の列。映えるフォト・スポットもたくさんあるので、皆写真を撮りまくっている。2年理数科は、どちらも科学実験をテーマにした喫茶とカフェ。テーマはかぶっても、出てくるものはそれぞれで楽しめる。中庭の3つの模擬店もすべて満員御礼というところ。発売開始1時間ほどで売り切れたチケットもあり、ゆっくりめに来ていただいた保護者の方には、お目当てのチケットを購入できなかったのでは...、数に限りがあったので誠に申し訳ございませんでした。
体育館ステージでは、吹奏楽部、ジャグリング部、ダンス部、バトン部、筝曲部が上演。たくさんの観客の前で、日頃の練習の成果を披露した。家庭科部のクッキーもさすがに美味と評判だった。茶道部は、もともと静かな和室にて、部員がお点前を披露。お師匠さんに指導を受け、緊張しつつも、丁寧におもてなし...と、お抹茶を渡したのが、まさかのお父さん。家でそんな姿はまず見ない。父親としては感無量、娘としては何で父親に...?という気持ちかどうかは聞いてみないとわからない。
表彰では、最優秀賞も優秀賞も、受賞できなかったクラスも、お互いを称え合って「ノーサイド」。皆、事故なく、ハッピーで終わればそれで良し。反省は、後からじわじわと来るもの。
昨日に引き続き、本日も生徒たちの企画力、行動力に脱帽。ただ、「楽しかった」では終わらない。この2日間で、新たに得られたことがあるはず。後々気づくこともあるはず。100周年のこの文化祭は、きっと生徒たちの心に残り、後の人生に必ず影響を与える。
最後に。生徒会長の心配りと決断力。それを支える副会長の優しさと心意気。他の生徒会役員も縁の下の力持ちとしてよく頑張ってくれた。各クラスの文化祭実行委員もクラスを一つにまとめるのに苦労したと思う。舞台と同じで、何か役割をもって果たしたということだ。皆、頑張った、東高生!皆、よくやった、TEAM HIGASHI!
ということで、教頭先生の講評(私も同感)にもあったが、特に3年生は、明日からの連休で熱を冷まして、来週からは〇〇!両立してこそ意味がある。頑張れ、東高生!頑張ろう、TEAM HIGASHI!
東雲が 朝ぼらけにと なりにけり