校長日記其の六百七十三~生徒会役員との懇談会~
文化祭も終わったため、今年度の生徒会行事を振り返りを主に、放課後、3年生の生徒会役員と小1時間懇談会を行った。
「今年の行事はどうやった?」の問に、全員が「本当に良かったです」「思い出に残ります」と嬉しそうに口を揃えて行ってくれた。なかには「高校が楽し過ぎて、大学でこれ以上の楽しさがあるのかと心配しています」との声も。大学は大学で、成人と合わせて、新しい友人も、幅広い人間関係もできて、新しい楽しみも必ずあるだろうが、それほど楽しかったなら言うことはない。
彼らがそう思えるのは、準備された催しにお客さんとして参加したのではなく、生徒自身が主役でもあり、各自がその主役を務めるためには、それだけの準備と頑張り、人を喜ばせるおもてなしの気持ちがあってこそ。「何かやり残したことは?」と聞いても、少し考えて、「いえ、何もありません。やり切りました」と返ってくる。一方で、大人目線で見ると、行き過ぎた服装等があったことも事実。そのあたりは、普段の基準が曖昧だという指摘があったので、しっかり共有したい。
学校行事に限らず、「今後の東高校に望むことは?」との問いに、「エレベーターです!骨折した時、本当に大変でした」「トイレはきれいにしてくれましたが、それよりもクラブハウスなんとかしてください!」との声が。......よし、わかった!と言いたいところだが、一度に何とかできるものではない。EVを始め、施設・設備の改善は、先立つものが必要だ。生徒の声は当然、教職員も気持ちは同じ。環境改善に向けて、地道に取り組むしかない。
最後に、「東高校に入学してよかったか?」と聞くと、「ハイ」といい答え。今週末にオープンスクールを控えていることもあり、「東高校の推しは?」と聞くと、「バランスの良さ。勉強も部活も含めて、『ザ・高校生活』が送れる」と言う。「何といっても食堂のクオリティ。私はオープンスクールの時、食道で唐ツナ丼を食べて、東に決めました(笑)」「絶対、京橋!便利だし、京橋モールで何でも揃う」という声も。中学生や保護者の方にしっかりと生徒のこんな声を伝えねば。君たち生徒会の思いを100年先につなげてほしい。頑張れ、東高生!
ひんがしの 全力で生きる 若人よ