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校長日記其の六百九十一〜ともに成長?〜

 現在、指定校推薦や限定校推薦を受験する3年生の模擬面接を行っている。学校から推薦されるという自覚と、実際の面接選考に向けた練習を兼ねて、毎年行っているが、今年は私自身が赴任した年に入学した生徒たちで、昨年よりも見知った顔も、会話した生徒も多い。ゆえに、情が移ったのだろう、お決まりの質問をしつつ、生徒の凛とした立ち姿、緊張しながらも一生懸命答える姿を見て、それこそ親の欲目か、大人になったなぁとか、しっかり話せるようになったなぁと、成長を喜ぶ気持ちの方が強くなってしまう。面接終了後、振り返っての感想を述べる際は、皆、素の顔に戻り、案外子供っぽさが見えるのも面白い。

 彼らを見ていると、高校生の3年間は短いが実に濃いと思う。小学生で学ぶ楽しさを知り、中学生で学校社会を知るなかで何となく自分の能力や役割を知り、高校でその能力をより高めて活かす術を知る。概ねこれらができれば、大学でより充実した学校生活が送れるし、卒業後の社会で生きる準備が十分にできる。特に、高校3年間は人に言われるままではなく、いかに自分の意志で動く部分を増やせるかが大事だと思う。普段彼らを見ていると、そういう部分が少なく、まだまだ伸びしろがあり、もっとこうしたらああしたら・・・と多くを望んでしまうが、こういうきちんとした場に立ち会うと、あらためて成長を感じる。それに比べると、何と自分の成長力のないことか・・・と感じつつ、私のとって、非常に貴重な機会であり、ある意味、教師冥利につきる時間でもある。

 以前の日記にも書いたように、今年は指定校推薦等が例年の半数程度なので、模擬面接も半数。少し寂しい気もするが、一発勝負のチャレンジャーが増えたということは歓迎すべきことであり、東高校の大きな変化として期待している。しっかり準備して、持てる力を発揮してほしい。頑張れ、東高生!

  成長を 自分のことと 捉えんと その幅なるは 我追いつかず