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校長日記其の六百九十三~校内外で、健康増進!〜

 本日は、「保健」と「体育(テニス)」の授業を見学した。「保健体育」という教科名でもあり、健康に対する知識、運動による健康増進という両面が大切。「保健」は環境衛生がテーマ。水道水に含まれる成分や3R(Reduce・Reuse・Recycle)に、食品ロスなど、身近な話題、課題について理解を深める。担当教員は、「自然豊かで水がきれいな所から大阪に引っ越してきた教員が『大阪の水で顔を洗ったら、肌が荒れた』と言っていた。しばらくしたら、水に慣れて治ったが、今よりもずいぶんと臭かった」という言葉を聞いて、ウンウンと頷く私。こういう体験談をちょいちょい入れるのはリアルな声として大事なことだと思っている。また、「3R」と聴いて、東高校のキャッチフレーズは「3C(Challenge・Connect・Change)」だなとか、「食品ロス」と聴いて、私の辞書にはない言葉だなとか、そういうふうについつい授業とは関係のないことと結びつけてしまう性分だが、そういうしょーもないことがいざという時に記憶を呼び起こすので、実は暗記に役立っている。生徒たちにそのしょーもない暗記術を強制する気は毛頭ないが、それなりに無駄を無駄としない処世術は身につけてほしいものだ。

 一転、、晴れた空の下、体育男子はフライングディスク、女子は硬式テニスとバドミントンの交互授業で本日はテニスを見学。ラケットを使う球技だが、経験者は別として、多くの生徒は慣れないことからうまく続かない。担当教員がポイント、ポイントで適切に助言する。要領を得た生徒はどんどん進むが、上手くできない生徒はできない。それでも、見よう見まねでラケットを触っているうちに、フォームは無茶苦茶だが不思議とサーブが入る。また、空振りも多いので、また空振りか?と思ったら、上手に返すこともある。実に不思議な光景を目にしながら、何はともあれ皆楽しく笑顔で取り組んでいることに安心した。好きこそものの上手なれ、続けていれば必ずできる。頑張れ、東高生!

  ボール追い 行き過ぎてまた ボール追う

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