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校長日記其の七百二十三~キット、大丈夫~

 寒くなったからか、早朝に登校する生徒の数が少し減ったような気がする。毎日のことなので、校長室横の廊下を通る時間帯と音と会話、それがなくても気配で教員か生徒か大体わかるので、最近その気配が少なくなった。

 そんな中でも、日々先を争うように登校する数名の生徒たちには感心する。「順調か?」の問いに「あまり順調ではないですけど頑張ります!」と屈託がない。ぜひ第一志望をクリアしてもらいたい。

 当たり前だか、教師というのは勉強を教えるのが仕事で、確かに教え方の上手下手はあるものの、皆一生懸命生徒のために自らも勉強し、工夫して取り組んでいる。が、結局は生徒のやる気と伸び代に期待し、応援することしかできない。教師はその結果に一喜一憂し、納得も反省もできるが、その結果を受け止めるのは生徒個人になる。そこはどうしようもない事実。教師自身もそうして高校時代を過ごしてきたので、全員気持ちはわかっている。

 無論、直接生徒を教えることのない私など、応援してナンボ。ナンボと言っても、応援はタダ。なんぼでも応援する。朝学、大推奨。きっと、大丈夫、東高生!

  誰もいぬ 教室で開く 紙の音

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