校長日記其の七百二十八〜健康は歯から〜
「8020運動」。80歳になっても自分の歯を20本残そうと言われて久しいが、今のところ、虫歯の治療を除いては、一応自分の歯である。いや、もとい、大学2年時、たまたまセカンド(本来はサード)を守っていた時に、後ろからの「ジロー(私の大学時のニックネーム。詳細はまた)行ったー!!」という声に反応して振り向いた瞬間、鼻下に大きな衝撃を受けた。突然の痛みに口を押さえ、出血を確認していたが、しばらくして同級生に「前歯欠けてるで」と言われて触ってみると、確かに前歯が半分しかない...ということで、左前歯は差し歯である。
個人的な話はさておき、なぜ歯の話かというと、本校が昨年に引き続き、「大阪府学校歯科医師会賞」を受賞した。「大阪府知事賞」「大阪府教育委員会賞」に始まり、計7つの賞において約50の学校・園が表彰された。歯の健康に関する取組、生徒のう歯(虫歯)の割合、検査後の受診率などが評価されたようだ。何事も表彰されるのは嬉しいこと。今後も一人ひとりが歯(だけではないが)の健康を意識すれば、勉強も頑張れるし、趣味も楽しめる。
表彰式では、小中学生の標語コンクールの表彰も行われた。個人的に粋だと感じたのが、中学生男女4名作の「俺たちの エナメル質を ナメルなよ」。聞いて思わず手を打った。また、小学4年生女子の作品「歯が抜けた 大人の道へ 第一歩」には、君のセンスはもう大人やん、と思った。
歯の磨き方も、これが正しい、あれが正しいと、いろいろあってよくわからないので、一応全部試している。しっかり(と言っても、力の入れすぎはNGらしい)磨いて、爽やかな笑顔で会おう、東高生!
遠慮なく 噛める幸せ いつまでも
...あぁ、拙作なり。