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英語科講演会

本日、英語科1年生と2年生対象の英語科講演会が開催されました。

講師の Karen Julia Waters先生が、"Why We Need English?"というテーマで二部構成で講演してくださいました。第1部では、先生の生い立ち、先生がオーストラリアと日本の学校や日常生活で体験されたことを話していただきました。その後、質疑応答の時間には何人かの生徒が英語や日本語で質問をし、それぞれの質問にKaren先生は丁寧に答えてくださいました。

第2部では、Karen先生の教育理念に基づいて、英語とは何か、教育とは何かについてオーストラリアと日本を比較しながら、わかりやすく説明されました。その中で、「英語≠勉強」「英語=道具」であり、「自由を手に入れる」「教育を手に入れる」「知識を手に入れる」ために世界の国々では英語を学んでいるという現状を教えていただきました。私たちが普段平和な国で生活していると、勉強ができる環境にいるのが当たり前と思ってしまい、せっかくの学習の機会を「勉強させられている」と感じることが、いかに愚かであるかを感じさせられました。

先生の活動はまさに地球規模で行われており、困っている人々を援助する様々な活動を積極的にされています。そのために世界で起こっていることに常に目を向け、社会問題解決のために必要な"must" "want" "can" という3つの要素で考え、行動されているのが印象的でした。つまり、「何かをしなければならない」「何かをしたい」「私たちに何ができるのか」という視点です。私たちも英語を使って世界のために何ができるのかを考えることで、世界とつながることができ、少しでも世界の幸せに貢献できるということを教えられた気がします。大変有意義な講演会でした。

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