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校長日記其の七百三十五〜寒空を味方に〜

 本日2日目の中庭クリスマスライブは、バトン部と箏曲部。

 昨日よりはマシだが、強い風が吹くとブルっと震える寒さの中、バトン部が演技を披露。...と、始まったが、何やら曲がおかしい。顧問の先生がかけた曲が、なんと倍速。不思議なもので、日頃の練習で曲に合わせる習慣が身についているので、身体は自然とリズムに合わせて動けていたが、少し早い。しばらくうまく再生できず、部員たちも困惑していたが、元通りになってからは、寒さを吹き飛ばす元気な演技で、観客を楽しませた。

 私は、打ち合わせのため途中で退散。その後は、残念ながら、ピロティでの箏曲部の演奏に間に合わず(写真なし、申し訳ない)。ただ、ピロティから廊下を通して伝わってくる曲の響きを感じた次第。箏曲部のある学校は、それほど多くなく、部員も初心者がほとんどだが、専門の部活動指導員の方が熱心で、丁寧に教えてくださるため、生徒もどんどん上達する。入部したての1年生が、この頃には、チーム箏曲の一員として、きれいに揃った演奏ができるようになる。うまくなればなるほど、さらに意欲も高くなり、さらに上達する。高校生の潜在能力は素晴らしい。また、同じ冬でも、見ているこちらは寒いが、演技者、演奏者の好きなことに熱中する気持ちは実に熱い。理想は高く、東高生!

  寒風に 想いを乗せて 心地よし 

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