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校長日記番外編〜台湾熱烈研修その4ー調印式①ー〜

 本日は、午前中が今年初めてASEP班を組んだ小港(シャオガン)高級中学との初交流セレモニー、午後からはコロナ禍の3年間を除き9年間交流を継続してきた瑞祥(レイシャン)高級中学との姉妹校提携調印式。

 小港では、朝8時からさっそく交流開始セレモニー。小港の校長先生を始め、ASEP担当の先生や多くの関係者が見守る中、小港の辟校長先生から、今回初めて一緒に組んでASEPに参加する意義や今後も交流が続くことを願うというご挨拶をいただいた。続いて、私の挨拶は、担当からの事前の「中国語で挨拶したら皆さん喜んでくれますよ」という一言に火をつけられ、短い内容ではあるが、中国語の挨拶を作成した。作成はしたが、通訳の先生に発音をチェックしてもらうと、思っていた以上に誤りがあった。自分の聴く力のなさをあらためて自覚するとともに、すぐに正確な発音を自主練習した。

 いざ、挨拶の時間、嬉しいことに、最初の「ニーハオ!」で、小港の生徒たちが笑顔になり「ニーハオ!」と返してくれた。その後も合っているかいないか自分自身が一番不安だったが、皆さん必死で耳を傾けてくれた。すんません、の気持ちを込めて、そのあと、あらためて英語で挨拶したが、気持ちだけは伝わったと自己満足。その後、記念品交換、写真撮影を行い、我が東高校班の発表練習などを見守った。

 昼食後は、瑞祥へ。姉妹校提携の調印式を行うということで、こちらはさらに派手な演出。教育局(教育委員会)からInspectorの方が出席されたほか、インドネシアASEP班の生徒たちと引率の先生方、瑞祥のバイリンガルコースの生徒約30名、東高校班、そして、関係の先生方がたくさん同席された。挨拶、調印(サイン)、写真撮影と一通りの儀式を終えたが、なかなか得られない機会でもあり、使命感と緊張感が湧いてきた。単なる名前のサインに過ぎないが、そのサインには、瑞祥高級中学創立40年の歴史と伝統に、創立100周年の歴史と伝統、そして、今後も交流に参加する生徒たちの想いや関係者の想いなど、それぞれの学校の想いが込められていることを強く心に刻んだ。国際交流にはいろいろな形があるが、これもその一つ。機会をとらえて、海外に出てみよう。何があるかはわからないが、それを刺激に成長しよう、東高生!

  今更に 僭越ながら サインはV

※写真前3枚は小港高級中学、後3枚は瑞祥高級中学での様子

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