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校長日記番外編〜台湾熱烈研修その8ー発表会本番ー〜

 本日は、待ちに待った発表会本番。会場は、開会式の行われたAと視聴覚室Bが高級中学合同チームの発表、Cが国立中学チーム、Dが大学チームの発表会場となっている。東高校と3校との各合同チームのエントリーナンバーは、小港・東チームがA04、瑞祥・東チームがA11、前鎮・東チームがA13と、すべてメインのA会場。YouTubeのライブ配信があるため、観客席の前半分は出場チーム関係者のみ。後ろ半分に観客が座って見学することになる。

 今年度のテーマは「Promoting the Protevction of Human Rights in Reference to SDGs」。

 小港・東チームは、「ジェンダーフリー」と「平和と公正」「グローバル・パートナーシップ」について、いくつかのスキットとチームで作詞・作曲したオリジナルソングを披露して、自分たちの思いを歌に乗せて表現した。この趣向が吉と出るか。

 瑞祥・東チームは、「すべての人に健康と福祉を」について、お年寄りの自殺率という高校生が敬遠しがちな現状を取り上げ、データを元にしっかりと分析しており、パフォーマンスを少なして、調査研究を重視した、いわゆる正統派、シンプル・イズ・ベストを貫いた発表であった。

 前鎮・東チームは、小港・東チームと同じく「ジェンダー・フリー」、特にステレオタイプからの脱却を訴えるもので、例えば誰もが当たり前に見ているディズニーのヒロインのとらえ方、最近の男子の化粧、すでに禁句となった男らしい、女らしい外見や身だしなみに触れ、その具体例を「Show time」として、わかりやすいスキットを効果的に交えて上手く発表した。同じテーマでも問題意識の持ち方や発想の違いにより、観点の違う発表になると感じた。

 まずは、これまで自分たちの思いをしっかりと話し合った時間、より見ている人、効いている人に効果的に伝わる方法を模索し、直前まで練習した成果はあったかと思う。閉会式で表彰の結果を求めるのは当然わかるが、表彰されなかったとしても今やるべきことができていればそれで良い。この場にチームで立つこと、他のチームから刺激を受けることで、結果を問わず、間違いなく成長している。よく頑張った、東校生!そして、協力し合った小港、瑞祥、前鎮の生徒たちにも心から感謝する。

 さてさて、結果発表〜!は、また、後ほど。

  海外で SDGsを 語る意味

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