校長日記其の七百五十三~Let's go LETS!~
昨日28日(日)、大阪府立の国際系学科を設置する14校、通称「LET'S」の合同発表会およびインターナショナルフェスティバルが、アウィーナ大阪にて開催された。
※LETSとは、「学び(Learn)や海外交流・ボランティア活動などの経験(Experience)を基に、グローバルな視点で物事を考え(Think)、国際社会へ羽を広げ(Spread your wings)て活躍する人材の育成」を目的とし、その頭文字をとったもの。
合同発表会では、SDGsをテーマに各校の探究グループがオーラル発表を行う。本校英語科班は、「教育格差をなくそう~Let's Eliminate the Education Gap」をテーマに発表。他校の多くが3R(Reduse・Reuse・Recycle)に関するテーマを取り上げる中、なかなか難しいテーマを取り上げたと感心。また、ほとんどが日本語での発表だったが、本校はオールイングリッシュで伝える。本校英語科は、校内発表でもすべて英語で発表するため、それが当たり前。緊張は見られたが、何より強いパッションが会場に伝わった。
インターナショナルフェスティバル、1年生のレシテーション(暗誦)は、スティーブ・ジョブズになりきってiphoneの発表。身振り手振りも加えて堂々とした発表だった。2年生のスピーチは、「色の見え方の多様性、カラーユニバーサルデザイン」がテーマ。大きなアクションはないが、一つ一つの言葉が丁寧で、誠実に訴えかけるため、生徒の思いがじんわり確実に伝わってくる。見事3位入賞。おめでとう!
いつも思うことだが、、日頃、生徒たちには、3C(Challenge・Connect・Change)を伝えているが、こういう機会にそれらを実践してくれているので、実に嬉しい。入賞という結果だけでなく、英語での発表にchallengeしたり、自分の理想の形をめざして努力を重ねたりするなかで、新しい気付きや発見がある。コミュニケーション力やプレゼン力という単純な言葉ではなく、人前で発表するための準備期間が、まさに生徒たちが成長する大切な時間となる。
計7名の勇姿と、達成感に満ちた表情が印象的な一日だった。グッジョブ!東高生!
持ち前の 英語を平和の 武器にする