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校長日記其の七百五十六~東軍団、いざ勝負!~

 明日2日は、国公立大学の出願締切日。本校3年生については、大学入学共通テストの結果を踏まえ、これまでの模試の状況や科目の得意・不得意や学習の伸び、メンタルの強さなど、本番でしっかりと自分の力を発揮できるかを考えて受験校を決定する。

 今年の国公立大学挑戦者は約110名。昨年の約70名から大幅に増加し、学年の3分の1を越えた。もちろん生徒それぞれの目標や将来像があり、それをめざして大学を選ぶのだから、国公立か私立かは問題ではないのだが、いざ受験ということになると、共通テストのおける科目の多さへの対応や二次試験対応が必要であることや、場合によっては3月まで受験勉強を継続しないといけないという心理的負担が大きいことから、秋の指定校推薦や公募推薦で決めてしまいたい生徒が少なくない。そんな状況にあっても、一般入試でギリギリまで勝負する挑戦者たちが増えたことは日頃からチャレンジせよと伝えている私としては純粋に嬉しい。そして、「数」は必ず「力」となる。

 もちろん多くの者は、いわゆる滑り止めを確保しているだろうが、気持ちは背水の陣で臨むことだ。受験するからには合格するという強い気持ちで臨んでほしい。しっかりと準備して、自信を持って勝負したい。不安で臨もうがが、開き直って臨もうが、相手は変わらない。まずは自分に克つしかない。

 余談だが、昔甲子園で常勝の「逆転の○○」と言われた学校の部員は、打席に入るとユニフォームの胸の辺りをグッと握って目をつむり、一見神に祈る仕草をしていたが、実はそうではなく、自分がこれまで練習してきた成果が出せるように願っていたという。要は他力本願ではなく「自力本願」。自分を信じること、努力を信じることだ。

 と、偉そうなことをごちゃごちゃ言いつつ、今の私にできることは、全員が勝利できるよう応援することしかない。皆の力が100%発揮されることを祈る。頑張れ、東軍団!

  テストまで 受かった姿を 想像す

 一方で、能登半島地震から今日で1か月。いまだ行方不明の方がおられます。亡くなられた方々のご冥福を祈りますとともに、行方不明の方々の早期発見と、一日も早い復興を願っております。