校長日記其の七百五十八〜鬼はどこにいる？〜
この土日はバドミントン大会の役員を兼ねて、東高校の２部男子シングル、２部女子ペアのそれぞれを応援。どちらも準々決勝ということで、当然相手も強くなる。
３日、節分当日の男子準々決勝。本校部員は、あまり闘志を表に出さない一見冷静沈着タイプだが、今回は明らかに目が燃えていた。準々決勝も準決勝も、感情むき出しの相手選手の強いスマッシュを飄々と返して相手のミスを誘い出す。結果、どちらも２セット先取のストレート勝ち。天晴れな連勝で決勝へ進出した。が、私はスケジュールの都合上、決勝は応援できず、後に準優勝との結果が届く。本人は悔しいだろうが、傍目には見事な成績。おめでとう！
というわけで、３日は都島区役所での「ビバ音楽の日」の吹奏楽部の演奏にも行けず。その夕方、景気づけに「今日は丸かぶりや！」と、ちょっとええ巻き寿司を求めて久しぶりに百貨店を物色･･･しようと足を運んだが、巻き寿司コーナーは超満員に、レジは長蛇の列。千円近くする巻き寿司をわざわざ30分も並んで買うほど暇ではないのでスルー。帰宅途中のスーパーで購入しようと立ち寄ったが、こちらはなんとすでに売り切れ。皆どんだけ丸かぶるねん、ツッコミつつ丸かぶりを断念。どうせ寿司屋の宣伝やし...黙って食べてもおいしないし...おまけに一方向見るってどないやねん...と全否定で負け惜しみつつ、豆だけはしっかり59個食べた。
一夜明け、日曜日の女子ペアは、秋の大会でも数回勝ち進んでいたので期待。１セット目は出だしこそリードされたものの、追いついてからは一気に逆転し、そのままリードを守り先取。２セット目も大丈夫だろうと思ったが、相手も必死。実力伯仲でラリーも長く、お互い体力を消耗しているのが素人目にもわかる。２・３セットとも追いつきはしたが逆転には至らず惜敗。勝てると思った分だけ悔しさも増す。節分の姿を見せぬ鬼にやられたか･･･。終わった直後は私も声もかけづらかったが、まだ２年生、次があるのでさらに強くなって臨んでほしい。頑張れ、東高生！
羽球と いえども速く 重い音
本日、１年生は「主権者教育」としての模擬選挙。宮古島区役所のご協力の下、投票率や選挙の意義、方法などの動画を視聴した後、実際の投票用紙で投票する。実際の選挙も、あまりの簡単さに拍子抜けするが、それが清き１票、重き１票となる。18歳となり、選挙権を得たら、ぜひ選挙に行ってほしい。担当教員の「みんなが社会を変えるんやで！」という大阪弁は、きっと生徒たちの心に響いたと思う。社会の一員としての自覚ある若者に期待。知ろう、語ろう、社会の課題。頑張れ、東高生！
なめらかで 破れぬ紙に ドキドキす
