【1年総合的な探究の時間】プレ探究Ⅺ(最終回)
今回の1年探究はこの1年間の総まとめとなる「プレ探究Ⅺ 班での問いについて調べたことのスライド発表」でした。
11月中頃から、自分の生活の中にある「日常の謎」をもとにそれを「問い」に変換し、類似する問いを持つ生徒同士でグループを組みました。そのメンバーで共通するキーワードから問いをより具体的に変換した上で、生徒たちはその問いに関する「参考文献(書籍、論文、実験成果など)を多数読んできました。
それらの文献をスライドにまとめて、3分で発表、1分の質疑応答をするというのが今回の内容でした。
時間がタイトで、GIGA端末の接続に少し不具合のある教室もあったため、6限終了後も発表を続ける班もありましたが、生徒の皆さんは緊張しながらも頑張って発表と質疑応答のやり取りをしていました。
発表することの大変さや質問することの難しさ、そして何よりも文献を読むことの大切さを経験した状態で、次年度はいよいよ本格的な探究活動に入っていきます。答えのない問いに向き合うことは本当に大変なことです。しかし、その経験はこの多様性と不確実性の混在する時代に必要なもののひとつです。
次の年度も、全力で探究活動に生徒の皆さんが邁進することを、心から応援しています。